運動神経 遺伝

運動神経は遺伝するか

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 例えばお父さんがオリンピック選手であり、その子もオリンピックに出るような場合があります。
実際にはそれほど多くはないのですが、こういう事例をマスコミがよく取り上げるため、運動神経は遺伝するという考えが広まっています。
 しかし、運動神経とは何でしょうか。
はっきりと答えられる人は少ないでしょう。
人によって答えがばらつくでしょう。
 運動するには3つの能力が必要です。
1つ目が心肺機能で、2つ目が筋力です。
3つ目は神経系運動能力と呼ばれるもので、これがいわゆる運動神経に当たります。
この能力は、リズム、バランス、変換、反応、連結、定位、識別の7つの能力に分けられています。
これが優れている選手は、いいセンスだったり、軽い身のこなしだったり、状況判断がよかったりします。
また、コミュニケーションや学習にも関わってきます。
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 運動する能力の内、心肺機能は心臓と肺や血液に関わるものですので、ある程度の遺伝はあります。
筋力については骨格や筋肉の性質に関わるものですから、基本的には遺伝します。
神経系運動能力は、リズム、バランスなどの能力で、遺伝しないか、してもごくわずかです。
 先の親子でオリンピックに出た話でもお父さんの練習を見ていたからというのが多いのです。
 運動神経が持って生まれたものでないなら、鍛えて良くすることができることになります。
この神経系運動能力を鍛えるトレーニングをコーディネーショントレーニングといい、これを小中学生の間に行えば運動神経が向上すると言われています。
子供への効果は大きいですが大人になってもコーディネーショントレーニングの効果はあり、大学のクラブでも取り入れているところがあります。
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